医師の貯蓄率は何%が正解?年収に対する適正水準を医学的に解説

資産形成

📋 この記事でわかること
・貯蓄率が資産形成の速度を決める理由
・貯蓄率と経済的自由への到達年数の関係
・医師が実践する貯蓄率を上げる3つの方法

「毎月貯金しているのに資産が増えない」——その理由

「毎月ちゃんと貯金しているのに、なぜか資産が増えない」と感じたことがあるなら、この記事が役に立つはずです。貯蓄額より大事なのは「貯蓄率」です。この概念を理解するだけで、資産形成の速度は変わります。

貯蓄率とは何か

貯蓄率とは、手取り収入に占める貯蓄・投資額の割合のことです。

例:手取り月収50万円で、毎月10万円貯めているなら貯蓄率は20%。

日本人の平均貯蓄率は約10〜15%(総務省「家計調査」より)。私が目標にしているのは30〜50%です。

なぜ貯蓄率がそんなに重要なのか

「月10万円貯めているからいいじゃないか」と思うかもしれません。でも年収が上がっても貯蓄率が変わらなければ、生活水準が上がっただけで資産は増えません。これをライフスタイルインフレと言います。

医師の収入は比較的高い水準にあります。しかし、高収入なのに資産がない医師は珍しくありません。収入が増えれば支出も増やしてしまう——高級マンション、高級車、豪華な外食——気づけば毎月カツカツ、という話はよく聞きます。

資産形成のスピードを決めるのは、収入の絶対額ではなく「貯蓄率」なのです。

貯蓄率と経済的自由への到達年数

年利5%の投資リターンを前提とした場合、経済的自由(FI)に到達するまでの年数の目安です。

貯蓄率到達年数の目安
10%約50年
20%約37年
30%約28年
40%約22年
50%約17年
60%約12年

貯蓄率を10%から50%に上げれば、経済的自由への道のりが30年以上短くなります。「高収入なのに老後が不安」と感じているなら、それは貯蓄率が低いからかもしれません。

私(脳外科医)の貯蓄率はどれくらいか

正直に言います。現在の貯蓄率は30%から20%程度です。これは何かを我慢しているわけではありません。支出を「見える化」し、優先順位をつけただけです。

使うべきところにはしっかり使う(ゴルフ、子どもの教育、家族との時間)。でも何となく払っているサブスクや意識しない外食・コンビニ支出は徹底的に削る。その結果が35〜45%という数字です。

目標貯蓄率の決め方と段階的ロードマップ

「30%を目指せ」と言うのは簡単ですが、家庭の状況によって現実は違います。まず現状把握から始めましょう。

  1. 先月の手取り収入を確認する
  2. 先月の貯蓄・投資額を確認する
  3. 貯蓄率を計算する

段階的なロードマップ:

  • 第1段階(今すぐ):現状の貯蓄率を把握する
  • 第2段階(3ヶ月以内):貯蓄率を現状+5%にする
  • 第3段階(1年以内):貯蓄率20%を達成する
  • 第4段階(2〜3年):貯蓄率30%を目標にする

いきなり50%を目指す必要はありません。まず「現状を知ること」から始めてください。

貯蓄率を上げる3つの方法

①先取り貯蓄・先取り投資

手取りが入ったら、まず投資・貯蓄に回す。残ったお金で生活する習慣をつけることが最重要です。

  • iDeCo(月5,000円〜)→ 節税しながら積み立て
  • つみたてNISA→ 非課税で長期投資
  • 自動振替→「残ったら貯める」ではなく「先に抜く」

②固定費を削る(効果最大)

固定費の削減は、一度やれば毎月効果が続きます。見直すべき固定費:

  • スマホ料金——格安SIMで月1〜3万円削減可能
  • サブスク系——棚卸しして使っていないものを解約
  • 保険料——掛け捨て型に見直すだけで月数万円変わることも
  • 住居費——収入の25%以下が目安

③「満足感の高い支出」と「なんとなくの支出」を分ける

全部削る必要はありません。私の場合、ゴルフと家族の外食は積極的に使います。でもコンビニのなんとなく買いや、飲み会の二次会・三次会は基本的に行きません。「何に使うと幸福感が高いか」を把握することが、賢い支出管理の本質です。

支出を減らすだけでなく、収入を増やすことも重要

貯蓄率を上げる方法は、支出を減らすだけではありません。収入を増やすことも同じくらい重要です。医師であれば当直・アルバイト・情報発信収入(このブログがその実例)など。収入が増えても支出を固定化できれば、貯蓄率は自動的に上がります。

まとめ

  • 資産形成の速度を決めるのは「収入額」ではなく「貯蓄率」
  • 日本人の平均は10〜15%。目標は30〜50%
  • 貯蓄率を上げる方法は「先取り投資」「固定費削減」「支出の意識化」
  • 収入を増やすことと組み合わせれば効果は倍増
  • まず「現状の貯蓄率を計算すること」から始めよう

あなたの貯蓄率は今いくつですか? まずそこから把握することが、資産形成の第一歩です。

貯蓄率を上げたら、その分を確実に投資へ回す仕組みを作りましょう。まだ口座をお持ちでない方は、SBI証券の口座開設手順(無料)をご参照ください。

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