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結論から言います。迷ったら「ゴルフウェアにジャケット、革靴」です。これで日本中どのゴルフ場でも恥をかきません。
私は医学生時代、ゴルフ部でゴルフを頑張っていました。ゴルフは紳士のスポーツです。マナーと服装はとても重要視されます。
学生のうちに先輩やコーチからきつく怒られた経験をもとに、「恥をかかない服装」をお伝えします。
ネットで調べた一般論ではなく、名門コースに通用する基準で躾けられた実体験です。
■この記事でわかること
・クラブハウスに入るときの正解の服装(結論:ジャケット+革靴)
・上の服、下の服、靴、帽子それぞれのOK・NGライン・初心者が実際にやりがちで、実際に怒られるポイント
結論:ゴルフウェアにジャケット、革靴
ゴルフ場の服装で迷ったら、この組み合わせが正解です。
- 上:ゴルフブランドのポロシャツ+ジャケット
- 下:ゴルフウェアのシンプルなパンツ(ベルト必須・シャツはイン)
- 足元:ビジネス用の革靴(ローファーもOK)

「夏なのにジャケット?」と思うかもしれません。実は、夏期はジャケット着用を免除しているコースも多いです。
それでも私がジャケットをおすすめする理由はシンプルで、「持って行って困ることは絶対にない」からです。
免除かどうかはコースによって違いますが、持っていれば全コースで通用します。
着るのは行き帰りのクラブハウスだけなので、暑さも一瞬です。
ジャケットと革靴は車に常備
ジャケットと革靴です。ここは絶対に忘れてはいけません。
ゴルフ部時代は、ジャケットと革靴を必ず車に入れていました。これで忘れようがありません。
さらに言うと、忘れる後輩のために予備も常備していました。それくらい「忘れたら終わり」のアイテムだということです。
カラーは無難なブラック、ブラウンあたりがオススメです。派手である必要はまったくありません。
「ちゃんとして見える」ことが目的です。
着ていくな:定番NGアイテム
先に「絶対NG」をまとめます。行き帰りの服装でも同じです。
- ジーンズ(デニム)
- Tシャツ(襟なし)
- ジャージ、スウェット
- サンダル
- カーゴパンツ、迷彩柄
「移動くらいいいでしょ」は通用しません。クラブハウスに入った瞬間から見られています。
アイテム別の正解
①上の服:ゴルフブランドのポロシャツ
昔は「ゴルフウェアであればOK」でした。ただ現在はオシャレなウェアが増えて、「これはゴルフ場で着ていいのか?」
と判断に迷うことがあります。
迷ったら、ゴルフブランドのポロシャツで正解です。これにジャケットを羽織れば、クラブハウスの行き帰りは完璧です。
②下の服:綿パン・チノパンOK
下の服は、綿パンやチノパンならOKです。
ただ、これも「どこまでカジュアルでいいのか」と迷うので、ゴルフウェアのパンツを履くのがベストです。
注意点は3つです。
- カーゴパンツや迷彩柄は避ける。シンプルなカラーの、シンプルなズボンにしてください
- ハーフパンツはOKなところもありますが、最初はやめましょう(コースによってルールが違うため、慣れるまでは長ズボンが安全です)
- 忘れてはいけないのがベルト。そして必ずシャツはインしてください
シャツのインについては、私も何度怒られたことでしょう……。
プレー中に出てきてしまうのは仕方ない面もありますが、「出たら入れる」を徹底するだけで見え方が全然違います。
ベルトのバックルに指定はありませんが、ゴルフブランドのシンプルなベルトがベターです。
③靴:ビジネス用の革靴でOK
行き帰りの靴は、ビジネス用の革靴で問題ありません。私はローファーが多いですが、こちらもOKです。
新しく買う必要はなく、仕事で履いている革靴で十分です。
「スニーカーはダメ?」とよく聞かれます。
カジュアルなコースでは許容されることが増えましたが、コースによって扱いが違うのが実情です。
革靴なら迷う必要がそもそもありません。
そしてシューズの注意点です。金属スパイクでクラブハウスに入るのは今も厳禁です。
現在主流のソフトスパイクなら、履いたままOKのコースも増えています。
ただ、ロッカーで履き替えるのが基本マナーと覚えておけば、どのコースでも間違いありません。
④帽子:プレー中は必要、クラブハウスでは脱ぐ
帽子やサンバイザーはプレー中の必需品です(特に夏は熱中症対策としても必須)。
ただし、クラブハウス内では必ず取るようにしてください。屋内で帽子を被ったままなのは、ゴルフ場では想像以上に見られています。
⑤タオルを肩にかけるのはNG
夏にやりがちですが、タオルを肩からかけて歩くのはNGです。首にかけるのも同じです。
暑くても、タオルはカートやバッグに入れましょう。
論文で見る夏ウェアの日焼け|医師として一言
ここからはマナーではなく、医師としての話です。夏のゴルフ場は、服装の決まりを守りながら日焼けも防ぐ必要があります。ゴルフウェアがどれだけ紫外線を防げているかを調べた論文が、2025年に出ています。
①ゴルフウェア671点を調べたら、UVカット表示は1〜2割
アメリカの主要ゴルフウェア5ブランドの671点を、皮膚科医のチームが調べました。紫外線防止指数(UPF)の表示がある服は7〜17%にとどまり、胸と背中はほぼ全部覆われている一方で、腕・手・首の覆いは少ないという結果でした。著者は「ゴルフウェアは見た目と着心地を優先していて、紫外線対策の設計は不十分」とまとめています。
②いちばん浴びるのは頭のてっぺん
オーストラリアでゴルフ中の紫外線を実測した研究では、夏の1ラウンドで浴びる量は前腕より上背部、上背部より頭頂部のほうが多くなっていました。帽子はマナーであると同時に、いちばん効く日焼け対策です。
注意点もあります。どちらもアメリカとオーストラリアの研究で、日本のブランドや日本の日差しをそのまま測ったものではありません。
夏の服装への結論
襟付きシャツに加えて、UPF表示のあるアンダーウェアかアームカバー、つばのある帽子、首の日焼け止めまでが夏のドレスコードだと考えてください。マナーと日焼け対策は同じ方向を向いています。
出典(いずれも要旨を確認):Merkle T, et al. 2025. Evaluation of Golf Apparel for Ultraviolet Protection. Cureus 17(12): e98314. PMID 41487837/Downs NJ, et al. 2009. Measurements of the upper body ultraviolet exposure to golfers. Photodermatol Photoimmunol Photomed 25(6): 317-324. PMID 19906167
まとめ:正解は「同伴者への敬意」
- 迷ったら:ゴルフウェア+ジャケット+革靴(夏は免除のコースもあるが、持って行けば無敵)
- ジャケットと革靴は車に常備すれば忘れない
- ジーンズ、Tシャツ、サンダルはNG
- 下はシンプルなゴルフパンツ+ベルト+シャツイン
- 靴はビジネス革靴。シューズはロッカーで履き替えが基本
- 屋内では帽子を取る、タオルは肩にかけない
服装マナーは「ルールだから守る」ものではなく、同伴者とゴルフ場への敬意です。
逆に言えば、服装さえ整っていれば、スコアが110でも一人前のゴルファーとして扱ってもらえます。
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