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そろそろ、自分のクラブが欲しくなってきませんか。
レンタルや借り物のセットで打ちっぱなしに通っていると、必ず「マイクラブ欲しい」の波が来ます。それが来たら買いどきです。そして最初に買うべきは、いちばん練習量が多くなるアイアン。
ただ、ゴルフクラブは選択肢が多すぎて、初心者が丸腰で売り場に行くと確実に迷子になります。そこでこの記事では、結論から言い切ります。
結論:初めてのアイアンはこう選ぶ
- メーカーはまずミズノ(他社が悪いわけではない)
- マッスルバックだけは絶対に買わない
- ヘッドはキャビティか中空が正解。製法は鋳造(キャスト)でコスパ◎
- ネックはストレートのみ。グースは選ばない
- シャフトはNSでもDGでもどちらでも可
- 試打はお店で、購入はネットが超おすすめ
以下、順番に理由を説明します。
メーカーは「まずミズノ」でいい
最初に断っておくと、他社が悪いわけではありません。テーラーメイドもキャロウェイもピンも、素晴らしいアイアンを作っています。それでも「最初の1セットをどこから探すか」と聞かれたら、私はミズノと答えます。
理由はシンプルで、日本人ゴルファーに向けて作られてきた歴史が長いから。日本メーカーであるミズノのアイアンは、日本人の体格・スイングを前提にした設計が基本にあり、「構えたときの顔」も日本の練習場で見慣れた素直な形をしています。
そして意外と知られていませんが、あのタイガー・ウッズも、アマチュア時代からプロ転向期にかけてミズノのアイアンを使っていました。世界最高の選手が育つ過程で選んでいたメーカー、と考えると信頼感の根拠としては十分です。
選択肢を広げるのは、2セット目からで遅くありません。まずは基準を1つに絞って、迷いを消しましょう。
マッスルバックだけは絶対に買うな
売り場でいちばんカッコよく見えるのが、背面が薄くて美しいマッスルバック(MB)です。プロが使うモデルで、所有欲は満たされます。
でも、初心者が買っていいクラブではありません。マッスルバックは芯で打てる人のためのクラブで、芯を外したときの許容度(=やさしさ)を、操作性と打感に全振りしています。芯を外すのが当たり前のビギナーが使うと、飛ばない・曲がる・手が痛いの三重苦になり、練習が楽しくなくなります。
「上手くなったら買い替えればいい」——最初のアイアンは、そう割り切るのが正解です。
正解は「キャビティ」か「中空」
初めてのアイアンのヘッド形状は、次の2択です。
- キャビティバック:背面をくり抜いて重量を外周に配分した形状。芯を外しても飛距離と方向のロスが小さい、ミスに強い定番
- 中空(ちゅうくう):見た目はすっきりしているのに中身は空洞で、やさしさはキャビティ級。近年人気の形状
どちらを選んでもOKです。売り場で構えてみて、しっくりくる方でかまいません。
もうひとつ、カタログでよく見る「鍛造(たんぞう)か鋳造(ちゅうぞう)か」問題。打感が良いとされる鍛造モデルは値段も上がります。はっきり言うと、初心者は鋳造(キャスト)で十分。コスパは断然こちらです。鍛造の打感の違いを楽しめるのは、芯で打てるようになってから。その頃にはどうせ買い替えたくなっています。
ネックは「ストレート」のみ。グースは選ばない
ヘッドとシャフトのつなぎ目(ネック)には、まっすぐなストレートネックと、ヘッドが少し後ろに引っ込んだグースネックがあります。
グースはボールがつかまりやすく「やさしい」とされ、初心者向けセットにも多い形状です。それでも私は、はっきりストレート推し。グースの「勝手につかまる」感覚に慣れてしまうと、構えとインパクトに変なクセがつきやすいからです。あとから矯正するのは、最初から正しく覚えるより何倍も大変——これはスイングもグリップも同じです。
最初の1セットこそ、クセのつかないストレートネックを選んでください。
シャフトはNSでもDGでも、どちらでも可
アイアンのスチールシャフトの定番は、軽量のNS PRO系と、重めのダイナミックゴールド(DG)系の2大勢力です。
結論は「どちらでも可」。体力に自信がなければ軽いNS、しっかり振りたいならDG、くらいのゆるい基準で大丈夫です。ここで悩んで足が止まるくらいなら、次の「試打」で振り比べて、気持ちよく振れた方にしてください。
買い方:試打はお店で、購入はネットが超おすすめ
最後に、いちばん実用的な話です。買い方の手順はこれだけ。
- ① お店で試打する——候補のモデルを実際に打って、ヘッドとシャフトを決める(試打は必ずすること!)
- ② 決まったモデルの型番を控える
- ③ 購入はネットで——同じモデルでも、ネットの方が安いことが多いです
試打せずにネットでいきなり買うのはNG、試打だけして定価で買うのはもったいない。「試打はリアル、購入はネット」のいいとこ取りが、賢い買い方です。
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グリップは、また別の回に
クラブが手に入ったら、次はいよいよ「握り方」です。グリップの3種類と選び方は、こちらにまとめています。
→ ゴルフはクラブを握ってみよう|グリップ3種類の選び方と私の遍歴
すでにマイクラブがあって「スコアが伸びない」と感じている方は、買い替え視点のこちらをどうぞ。
→ 「スコアが伸びない」のはアイアンのせいかもしれない|スコア別・正しい1本の選び方
マイクラブを手に入れたら、打ちっぱなしへ。
→ 打ちっぱなしに行ってみよう|夏と冬は室内練習場が正解【STEP2】



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